¥$pHinは音楽と飯を作り酒を飲む。

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バンドでクリック音をモニタリングしながら同期演奏をするには!?

どうも、¥$pHinです。

 

以前、同期演奏についての記事(リンク)を書いたのですが、さらに詳しく書きたいなと思い今回は私が実際にやっていたモニタリングの方法をご紹介したいと思います。

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何を隠そう私が同期バンドを始めたばかりの頃は、モニタリングできるようにするのにも一苦労だったので、同じ悩みを抱える人を救えたらいいなと思います。

 

ではいきやしょう。

 

必要な機材

詳しくは冒頭で紹介した記事に書いてあるので良ければ読んでみてください。喜ぶんで。

 

ということで必要な機材をざっと並べると、

 

オーディオインターフェース
PC+DAW
ヘッドホンorイヤンホホ
 

さらに私自身を例にすると、

MIDIキーボード+スタンドが加わります。

 

キーボードがいないバンドにはこれらは必要ありませんが、再生や停止を制御できるコントローラーがあると便利だと思います。

 

機材のセッティング

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別記事の画像の使い回しです。

画像だけではわかりづらい部分もあると思うので、より詳細に見ていきましょう!

 

1. PC

PCにつなぐケーブルは2つか3つ。

 

 

特に接続に難しいところはないと思いますが、

USBの種類は、PC側にはA-type、

オーディオインターフェース側はにB-type2.0です。

最近C-typeのやつもありますね。持ってないんでわかりません。

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ここで注意点があります!

USBケーブルはオーディオインターフェース付属のものがあるのですが、

ライブ本番に、PCからオーディオインターフェースの距離はどれくらいかを想定しましょう!

 

ドラマーのそばに二つとも置くなら問題ないのですが、私の場合はキーボーディスト(ワイ)がPCの操作担当だったので、

PCはキーボードのそば、インターフェースはドラマーのそばにありました。

 

このとき付属のUSBケーブルでは届かないことがあります。ていうか届きません。

 

4畳一間くらいのライブハウスなら届くんですけどそんなライブハウス中々ないんで、ながーいUSBケーブルを買っておきましょう。正直長すぎるくらいでいいです。

 

2.オーディオインターフェース

こいつにつなぐケーブルは4つ。

 

  • PCからのUSB
  • ヘッドホンorイヤホン
  • 電源
  • PA(DI)に送るラインケーブル

 

電源、USB、ヘッドホンは規定の場所に挿します。

 

ラインケーブルはMAIN OUTPUTに挿します。

モノラルかステレオかで、必要な本数が1本か2本か変わります。

 

「小さなライブハウスではモノラルもステレオも音の聴こえ方は変わらない」

みたいな記事を読んだことがあるのですが、

使用する音源が元々ステレオなのにモノラルで出力してしまうと音が小さくなってしまうことがあります。

 

例えば、ドラムの打ち込みなどでクラッシュシンバルのパンが右に寄ってることありますよね。

このときMAIN OUTPUTのL(左)から出力すると本来の大きさで再生されないんですね。

 

音源のパンを全部左に振る、あるいはバスの設定でMモノアウトにすればいいのかもしれませんが、

なんか気持ち悪いので私はステレオ推奨派です。

 

DIを一つしか置いていないライブハウスもあると思いますので、DIとライケーブル1つずつ持参していくのが丸いと思います。だいたいは大丈夫なんですけどね。

 

3.DI

またの名をダイレクトボックスといいます。

こいつのINPUTに、オーディオインターフェースのOUTPUTから伸びたケーブルを挿します。

 

DI一つにつき、INPUTに挿せるケーブルは1本です。

 

OUTPUT側のケーブルは、ライブハウスのPAさんがやってくれるはずです。

練習のときは、ミキサーに繋ぎましょう。

 

これで機材のセッティングは終わりです!

 

DAWのセッティング

次にDAW側の設定です。

Cubaseを例にしていますが、他でもできるはずです!

 

これが終わればもう演奏できちゃいますよ!

 

1.バスの設定

まずはバスを追加します。

バスってなんやねん🚍って感じですけど、

ようは音の通り道です。

 

デフォルトではステレオアウトが1つあるだけだと思うのですが、もう一つステレオアウトを増やします。

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これでバスの設定は、終わりっ!

 Stereo Out 2のデバイスポートがUR44 Mix 2になってることを確認してください。

 

2.オーディオインターフェースの設定

UR44にはヘッドホンを挿すところが二つありますよね?

なんの設定もしてなければ、二つとも同じ通り道から音がやってきます。

なので元々あったStereo Out 1をヘッドホン①に

先ほど増やした2つめのStereo Out 2をヘッドホン

②に割り当てます。

 

バイスのHardware Setupから設定します。

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右のphone2をMIX2にしましょう。

 

phone2がない場合は先ほどのバスの設定も必要ありませんが、

音源とクリック音をわけることができません。(方法があったら教えてください)

 

だからといって同期演奏ができないわけではないですよ!

 

 

3.メトロノームの設定

メトロノームのボタン横のeマークを押して、設定画面を開きます。

 

ここでメトロノームの出力を設定します。

ステレオアウト1のチェックを外し、2にチェックを入れます。

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これにて設定は全て終わりです。

お疲れ様でした!

 

まとめ

一度設定してしまえば簡単なのですが、

右も左もわからないときは調べるところからなので大変ですよね。

 

ぜひこの方法で、バンド練習やライブをしてみてください!

 

以上、¥$pHinでした!

 

 

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございます!

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