¥$pHinは音楽と飯を作り酒を飲む。

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【同期演奏】バンドのドラマーがクリック音をモニタリングする方法

どうも、¥$pHinと申します。

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同期バンドかっこいいですよね。

私は学生時代同期バンドでキーボード担当でした。

 

同期用の機材も私が担当だったのですが、

始めて間もない頃はドラマーにクリック音をモニタリングしてもらうのにも一苦労でした。

 

そこでそんなお悩みを抱えている方の力になれればと思い記事を書こうと思います。

 

ではいきやしょう。

 

 

はじめに

私がたどり着いたモニタリングの方法なのですが、実際に私が使っていた、CubaseとUR44を例に説明していきます。

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DAWは多分なんでもいいし、オーディオインターフェースもアウトプットが2つ分あればいけると思います。無理だったらコメントください。謝ります。

 

よく見る方法

よくネットで見かけるのは、

音源(お客さんが聴く音)のパンを右か左どちらかに振り、クリック音を打ち込んだトラックのパンをその逆に振るという方法です。

 

この方法のメリットは、オーディオインターフェースのステレオアウトプットが1つ分(LとRひとつずつ)

でも演奏できる点でしょうか。

 

デメリットは、音源をステレオで作っていてもモノラルで出力しなければいけないことです。

あとは、私はドラマーじゃないのでわからないですが、片耳からしかクリック音が聴こえないのが個人的に気持ち悪いです。

 

細かいことで言うと、自分でクリック音を打ち込むのも正直ダルいです。

 

Cubaseの設定

1.バスの設定

まずはバスを追加します。

バスってなんやねん🚍って感じですけど、

ようは音の通り道です。

 

デフォルトではステレオアウトが1つあるだけだと思うのですが、もう一つステレオアウトを増やします。

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これでバスの設定は、終わりっ!

 Stereo Out 2のデバイスポートがUR44 Mix 2になってることを確認してください。

 

2.オーディオインターフェースの設定

UR44にはヘッドホンを挿すところが二つありますよね?

なんの設定もしてなければ、二つとも同じ通り道から音がやってきます。

なので元々あったStereo Out 1をヘッドホン①に

先ほど増やした2つめのStereo Out 2をヘッドホン

②に割り当てます。

 

バイスのHardware Setupから設定します。

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右のphone2をMIX2にしましょう。

おそらくUR22では変える項目が無いと思います。

あったら謝ります。

あと他のオーディオインターフェースはわかりません。すいません。

 

3.メトロノームの設定

メトロノームのボタン横のeマークを押して、設定画面を開きます。

 

ここでメトロノームの出力を設定します。

ステレオアウト1のチェックを外し、2にチェックを入れます。

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これで準備は完了です。

 

実際に聴いてみよう

特に設定をしていなかったら、音源はステレオアウト1に出力されます。

先程メトロノーム設定でチェックを外したので、メトロノームを鳴らしていてもヘッドホン①、メインアウトプットからは聴こえてこないはずです。

 

そしてヘッドホン②からはメトロノームが聴こえてくるではありませんか!

演奏中ドラマーはヘッドホン②からクリック音を聴けば良いわけですね。

 

この設定だとクリック音しか聴こえないのですが、「音源も同時に聴きたいよぉ…」という人は

音源のSendsをStereo Out 2に送ると、音源も聴けます!

Sendsはトラック毎に個別に設定できるので、演奏するときに聴きたい音だけを聴いて演奏することができます。

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「クリック音が気に食わないよぉ…」という方は、

設定から音を変更することもできますので、自分の演奏しやすい音にしましょう。もしくはしてあげましょう。

 

まとめ

どうでっしゃろ?

私はこの方法に落ち着きました。

一度設定してそれをデフォルトにしてしまえば、プロジェクト毎にクリック音を打ち込まなくていいので楽だと思うんですけど、楽じゃないと思ったらコメントください、謝ります。

 

もちろん質問とか、この記事サイコー!とかサイテー!とかもっと良い方法あるよ!とかなんでもコメントしていただけたら嬉しいです。

 

以上¥$pHinでした!

 

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございます!

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